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ハンドメイド作品を売る場合★悩む価格設定

ハンドメイドした作品をサイトで販売する方も多いと思いますが、悩みどころとなるのが価格設定

ハンドメイド品ですから、オリジナル要素に価値があるわけで、「相場」といってもなかなかわかりずらいものです。

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高くてもダメ、安くてもダメ?

高すぎる価格も売れないし、安くても売れない。相場も曖昧。じゃあ一体どうしたらいいのーーー!という気持ちにもなります。

 

高い価格をつけた場合

駆け出しの作家さんはなかなか辛いかもしれません。

例えばベテラン作家さんなら知名度もあり作品のクオリティも安定してなかなかなお値段をつけても購入してもらえます。かえって高いことがブランドっぽさを演出してくれることも。購入したお客様も自分へのご褒美として、大好きな作家さんの作品を買うことがあるかもしれません。プチプラではなく、気軽に買える訳ではない少しリッチな価格の作品を買うからご褒美になるわけです。

 

プチプラの場合は、

安くて可愛い、気軽に買える商品なわけです。市販品よりも、安いからという理由で買う方もきっといらっしゃいます。制作時間をかけ、材料費もかけ、オリジナル要素満載の作品を、安く売るのは悲しいです。低コスト(時間を含め)の作品なら、量産してプチプラで出品というのもありかもしれません。プチプラで出品する場合は、作家本人も「気軽に出品」できる場合に限ると思います。

 ちょっとしたお小遣い稼ぎには良いです。

将来ハンドメイド作家として

今作っている作品を広めて生計を立てるんだ!と思い入れのある作家さんは、あまりプチプラで出品しない方がいいかもしれません。ブランドの安売りになってしまいますし、作っても作っても売り上げが無いような状況ではモチベーションを保つのが大変です。

最低限、原価を除いても、少しの売り上げが出るように価格設定して頂きたいです。マイナスは悲しい。

 

制作時間原価に入れるか。色々なハンドメイドについて書いている本や、サイトなどを読んでいるとその意見もまちまちです。

原価というと、材料代、制作に使う道具代、梱包に使う資材代、などはすぐに思いつくものだと思います。

 

制作時間も、作家の大切な時間を削って作られます。

 

1時間かけて作った作品があるとして

例えばその時間にアルバイトに行けば最低賃金は発生するわけです。なので制作時間はまるっきり無視!で価格設定をするのはお勧めできないです。

でも逆にすごく手が込んだ作品だとして、どう頑張っても全ての工程合わせたら5時間かかる・・・という場合。

例えば「時給900円×5時間」として計算すると制作時間代として4500円になります。その他もろもろ材料費などの原価と、この4500円を合計すると、すごい金額になってしまう。なんてことになります。

制作に5時間かかってしまうからといって5時間分きっちり作品の価格に入れるのはなかなか難しいのです。

先ほども描きましたが、売れっ子さんはそれでもいいと思います。ですが初めから4500円を含めて高い値段を付けてしまうと、なかなかお客様はついてきません。

 

そういったことを複合して、どこが妥協点なのか探るのが難しいのです。

 

また、印象に残ったのは

意外とお客様は見ているということ。忙しくて慌てて作った作品はいくら安くてしても売れないのに、丁寧にきちんと向き合って作った作品は高くても売れたりします。作品を通して、何か伝わるのかもしれません。

 

どんな商品かにもよります。

同じシンプルなアクセサリーでも、ポップな色合いのアクリルビーズを使うならプチプラで、天然石やスワロフスキー、金具もシルバーやゴールドフィルドなど比較的良い品質のものを使うなら、少し高めにしたり。

完全オリジナルのモチーフ(例えば手の込んだ刺繍を施したパーツ)を使えば、一点物であることが付加価値となって、高く売ることができるかもしれません。

 

また作家本人の目指す所によっても

変わってきます。ハンドメイド作家として生計を立てたい、自分のつくった作品に愛があって今後も作り続けていきたい、という思いでいる方は先ほども書きましたがあまり自分の作品を安売りしてはいけません。

はじめはお客さんもなかなかついてこないかもしれませんが、作り続けることができるのなら、少しずつファンも増えていく可能性があります。

 

一方副業として、趣味の範囲、ちょっとお小遣いができたらいいな、という思いの作家さんとは、安くて可愛い作品を気軽に出品すればいいので、当然生計を立てたいという思いの方とは異なります。価格設定を含めショップの運営の仕方も変わってくるのです。

 

まず大切なのは、

自分がどんな作品を作っていて、どんな風に展開していきたいのかを把握することではないでしょうか。そしてイメージが固まったら、同じような立ち位置にいる作家さんを参考にして価格を考えてみるのもいいかもしれません。

 

なかなか一筋縄にいかないもの。トライアンドエラーです。そうしているうちにだんだんと先が見えてくるのではないでしょうか。

 

売れっ子作家さんも、もしかしたら

今に至るまでには試作品を作っては売れず、失敗し、を繰り返していたかもしれません。始めた頃は適当な価格もわからずに、試行錯誤の日々を過ごしてきたかもしれないのです。

 

やりたいと思うのなら、続けることって大切です。強いです。やってみて「何か違った」と思ったらいつでも止めればいいのです。でもやりたい思いがあるうちは、続けることが最強のスキルになると思っています。

 

そんな風に、探っていく過程も楽しめるといいですね。

 

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