プラ板アレンジ★色鉛筆で描く方法
プラ板を使ったハンドメイドの小技をご紹介致します。
今回はプラ板に色鉛筆を使って描く方法。
私がはじめてプラ板に出合ったのは小学校の頃・・・小学校って何かとプラ板が出てきませんでした?校内のお祭りとかで体験行事としてプラ板作成やスライム作ったり(うちの学校だけだったのかしら)。
子供のおもちゃ売り場にも売っているくらいなので、
馴染みのあるトライしやすい素材だと思います。
プラ板というと、一般的なのは油性ペンで絵を描くやり方ですよね。
というのもプラ板は表面がツルツルしているため、水性ペンで描こうとしても弾いてしまい色が乗りません。
鉛筆や色鉛筆の場合も、表面がツルツルしているために、滑ってしまいまったく色はつかないのです。
油性ペンでもいいのですが、色鉛筆で描けるのであれば、細い線や色のグラデーションをつけるのもやりやすいですし、油性ペンのときとはまたひと味違った柔らかい雰囲気に仕上がります。
それではやり方をご説明しますね。
プラバンに色鉛筆で絵を描く
プラ板に色鉛筆で描くためには、たっひと手間加えるだけ。
プラ板にヤスリをかけるのです。
絵を描く前に一度、プラ板のツルツルの面にヤスリを軽くかけます。
以上です。
たったのこれだけ。
あとは普通に色鉛筆で絵を描いてみてください。
色がちゃんと着くはず。
色鉛筆で描く際、多少色の付きが悪い部分や、滑って描きにくく感じる部分がたまにありますが、あまり精密に作り込まなくても案外焼くと綺麗になります。
プラ板は焼けば縮みますよね。
縮むことで、絵もキュッと引き締まるのです。書いた線も細くなります。
なので多少荒くてもあまり気にならないのです。
色鉛筆で描いたプラ板モチーフがこちら
ヤスリをかけて焼いたプラ板は、すりガラス風になります。
細かな傷が(肉眼には見えない)すりガラスの半透明の雰囲気を作ってくれるのです。
曇りを取りたい場合は、
プラ板を焼いた後にトップコートでも、レジンでもいいのでツヤツヤのものを塗ってあげると綺麗になりますよ。
必ず焼いた後に塗ってくださいね!
プラ板の特性と作り方のポイント
プラ板の縮み方について
プラ板って微妙に縦横で縮み具合が違うんです。
なので焼く前は正方形に切り抜いたパーツを、焼いた後に見ると正方形じゃなくなっていることがあります。
プラ板って、簡単にプラスチックのパーツが作れるのですが、焼いたあとに縁を削ったりする加工は向きません。
硬すぎて削っても削ってもなかなか削れていかないのです。
なのでできる限り焼く前に形を整えておくことが大切です。
まず本番のパーツ作りに入る前に、縮み方を調べることをお勧めします。
メーカさんやプラ板の厚みによっても縮み具合は違うみたいなのです。
縦横の縮み具合を調べる
- プラ板の上下左右の端に小さく目印をつけてください。
- そのプラ板の一部を正方形になるように油性ペンでラインを引きます。
- ラインを引いた正方形の中にも先ほど同様目印をつけます。
- 後は正方形のラインに沿ってカットして焼いてみてください。
焼いて縮んだ後のパーツを目安に、縮み具合が大きい側をあらかじめ長めにカットするといいです。
焼くと波打って平らにならない場合
焼いている途中でプラ板を見てみると、ぐにゃっぐにゃに波打っています。
縮みきると波打ちが治り、平らになっていきます。なのでプラ板が動かなくなるまでしっかり加熱しましょう。
更に平らにするには、取り出してすぐに厚みのある本などに挟んで圧をかけます。
おわりに
油性ペンで描いていたプラ板も、色鉛筆にするだけでガラッと雰囲気が変わって楽しいですよ。ご興味ある方はぜひおためしください。
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