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商品の価格によって作品の印象が変わる

ハンドメイド作品を販売するときに、皆さん悩まれる価格設定。前回は価格を決めるときの基準など、作家側からの視点で書きました。今回は少し客観的な視点で作品の価格について書いていきます。

 

前回記事 

tukurunohandmadehappy.hatenablog.jp

 

 

私はハンドメイド品を販売していく中で、商品の価格は作品の一部であると感じました。

 

単に売り上げを出す為のもの、ではないのです。

作品の値段が、その作品のイメージにかなりの影響を与えます。

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高い価格設定の場合、つまりそれはお客様に対して「これだけの対価を支払っていただく価値のある作品ですよ」というメッセージにもなります。

 

例えばファストフード店ではリーズナブルな価格の商品が並んでいます。そのお店で高級レストランのように丁寧にお辞儀をされて席にご案内してもらい、座るときには椅子を引き出してくれて優雅な音楽が・・・なんておもてなしは無いわけです。

ラフに利用できるのがファストフード店。

 

商品の価格は「この程度のおもてなしをするお店ですよ」という物差しになるのです。

 

ハンドメイドでも同じです。プチプラ商品なのに、デラックスなボックスに入り丁寧に梱包されて、商品メンテナンスのアフターフォローまで万全では、ちぐはぐです。

お客様も、気軽に買えるから選んでいます。ハイブランドのような対応は期待していないはずです。もしかしたら中には、気軽に使いたかったのに、なんか重いなぁ・・・なんて感じる方もいるかもしれません。

逆も同じです。それなりに良い価格の商品なのに、袋にポンっと商品が入っているだけで、雑な梱包。手紙があるわけでもなく、売りっぱなし。雑な梱包の為に配送中に破損する事故もあるかもしれません。高いお金を払って、お客様はそれに見合う幸せを求めているのにこれではあんまりです。

 

個人のハンドメイド作家が作った結構いいお値段の作品を購入してくださるお客様は特に、作家さんの制作への思いやオリジナリティを感じられるから買ってくれるのだと思います。商品そのものの価値よりも、思いや背景、作家との触れ合いなどを重視している場合が多いのではないでしょうか。高い価格設定にするならば、やはりそれなりに丁寧にお届けしたいものです。

 

このようにどんな価格の商品を取り扱っているのかによって、そのお店のブランドイメージは左右されます。

 

 

同じお店、同じ作家の作品でも、価格の高いもの安いものでは、イメージも異なります。高い、ということはそれだけ作家の思い入れがある作品なのです。または品質の良い作品。

 

そういった価格の違いによってお客様が受け取る印象も考慮してみるといいと思います。

 

前回も書きましたが、お客様には意外と伝わります。思いを込めて作った作品は多少高くても売れるのに、慌てて作った作品は安くしても売れないということがあります。安いということは、作家自身がその作品に価値を見いだせないでいる可能性があるのです。お客様はそれを敏感に察知している気がします。

 

価格設定は色々な視点から考慮してみる必用があって、なかなか難しいです。ベテランさんはそういった要素を複合して瞬時に直観的に妥当な価格が分るのかもしれません。

 

そこまではいかなくても、色々な視点が頭の片隅にあるだけで違うと思います。ご参考になれば幸いです。

 

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